Onyxミキサー設計:お客さまのご要望を取り入れました

世界で最も売れ筋のプロ向けコンパクトミキサーの15年にも及ぶ設計製作経験から、Mackieはお客さまご要望を少しではあります が、理解しております。(当然のごとく、定期的にこのサイトのフォーラムでのお客さまの声を集めています。)Onyx シリーズでは、これらの多くのユーザーリクエストをミキサーの機能に取り入れました。

バランスダイレクトアウトプット
ダイレクトアウトプットはいくらあっても足りないものです。そのため、私たちは Onyx ミキサーの背面パネルに DB25コネクターを2つ配置し、チャンネルごとにバランスレコーディングアウトプットを設けました。業界標準コネクターである DB25 を使えば、Onyxミキサーをワイドレンジのデジタルコンソール、ハードディスクレコーダーやデジタルテープマシン等に直に接続することができ、個別のチャンネルプリアンプ(1220では12チャンネル、1620と1640では16チャンネル)より可能な限りクリーンな音を取り出してレコーディングすることができます。重要なのは、このダイレクトレコーディングアウトプットはチャンネルゲインの前、かつEQ、インサート、フェーダーよりも前におかれているということです。そのため、例えば、実際にレコーディング機器に送られる信号を変化させずに、ミキサーEQやチャンネルインサートにつないだ外部プロセッサを使ったり、フェーダーのレベルを変化させたりしてライブギグをミックスすることができます。

Talkback セクション
Onyxミキサーは、このクラスの製品では初の便利なマイク内臓Talkbackセクションを備えています。Talkbackセクションを使えば、バネ押しのボタン一つでボーカリストやミュージシャン、ドラマーまでともいとも簡単にコミュニケーションをとることができます。TalkbackシグナルはControl Room/Phonesoutputを通りAux1/2又はその両方に送られます。お望みとあらば、外付けマイクを接続するして、カウチの製作責任者の怒鳴り声を届けることだってできます。

48V 個別のファントムパワー
コンパクトミキサーのオーナーの方々の更なる声に応え、Onyxミキサーは全てのプリアンプに真値48Vのスイッチで切り替え可能なファントムパワーを装備しました。そのため、ダイナミックマイクロフォンはファントムパワーを「理解しない」というのはよく知られていますが、不必要なファントムパワーはサウンドに悪影響を与えるばかりか、ひどい時には非常に繊細なリボンマイクにダメージを与えます。この問題は、ファントムパワーを各チャンネルに設けることで解決することができるのです。

Full Aux セクション
すべてのOnyxミキサーには、完全独立Pre/Postスイッチ付きAUX SEND が各チャンネルに装備されています(1220, 1620,1640)。そして、1640には特にソロコントロールを加えました。さらには、各SENDには、専用のマスターコントロールがもうけられていて、ステージモニター用などに完璧なレベル設定ができます。Onyx 1220には AuxSENDが2つ、1620には4つ、1640にはなんと6つも備えられており、ライブサウンドの取り扱いに申し分ありません。

"Planet-Earth" パワーサプライ
パワーサプライがも Onyxミキサー最も魅力的な機能というわけではありませんが、最もノイズが少なく強固なミキサーの電源接地用のアーススイッチを製作するのは簡単な作業ではありませんでした。Onyxミキサー野パフォーマンスを非の打ち所の無いものにするため、パシフィックノースウェストのトップパワーサプライデザイナーの協力をあおぎました(彼は世界最大のソフトウェア会社のゲーム機のパワーサプライを設計したデザイナーでもあります。)。出来上がったパワーサプライは世界のどこででもアースをとることができる設計となっています。アースをとる際には、適切なIECパワーケーブルを使用して下さい(220Vと110Vはパッケージに含まれています)。